先日4KリマスターにてNHKで放送したら、物凄い反響があった「アラビアのロレンス」。口コミを見ても凄い人気です。何故この映画は人々を引き付けるのでしょう?構図・脚本、マッチした音楽・・・・見どころが多く、長い映画ですが飽きることなく見られる映画です。
全くロマンス要素無い作品なのですが、砂漠の雄大さ、構図・・・絵画のように綺麗で美しい。名作と言われているのがわかります。砂漠の表現が良いですね。映画をすべて物語っている感じ。けっこう古い映画ですが映像は綺麗です、凄いです。
「アラビアのロレンス」
あらすじ
イギリスの軍人ロレンスがバイク事故でこの世を去り、人々は悲しみに暮れ葬式に訪れるところから始まります。
話は彼の生前の若き日に遡り・・・・
1914年、第一次世界大戦が勃発し、アラビアはドイツと結んだトルコ帝国の圧政下にあった。英国は、ドイツ連合軍の勢力を分散させるため、イギリス軍の中尉、トマス・エドワード・ロレンスをアラビアに派遣します。
彼は、現地民であるベドウィン族の知識に長けていました。アラビ王族のファイサル王子の軍事顧問となったロレンスは、ハリト族のリーダー、アリや黄金を探し求めるアウダらとともに、独自のゲリラ戦法を駆使して反乱軍を指揮し、アラブ国民から砂漠の英雄とうたわれるようになる。
しかし次第に自分が軍上層部に利用されていることを知り、アラブ民族もまた、部族間の対立からロレンスを裏切っていきまうす。
撮影秘話など
フィルム中のほとんどの動きは、左から右に動くそうです。
撮影はヨルダンで行われ、水は150マイル離れた最も近い井戸からトラックで持ち込まれました。
アカバの町は300以上の建物から成る、スペイン南部で撮影されました。
セビリアのエリアで撮影3ヶ月後、港湾都市アルメリアに350マイル南東、再び移動したそうです。荷物は、特別列車でセビリアから一夜で運び、別の列車でも小道具、衣装や技術的な装置を運んだそうです。
ヨルダンからスペインに移動する際、ラクダを船で移動しました。船酔いから回復させるために一日を要したそうです。
CAST・STAFF
ピーター・オトゥール:Peter O’Toole
1932年8月2日 – 2013年12月14日 アイルランドの俳優。
1955年にプロ・デビューし、当初は舞台俳優としてシェイクスピア劇を中心に活動。
代表映画は、『アラビアのロレンス』 『ラストエンペラー』など。
アレック・ギネス:Sir Alec Guinness
1914年4月2日 – 2000年8月5日 イギリスの俳優。
真実は不明ですが、『スター・ウォーズ・シリーズ』旧3部作(エピソード4~6)でオビ=ワン・ケノービ役を演じています。しかしこの『スター・ウォーズ』出演をギネスは一生後悔したそうです。
代表映画は、『マダムと泥棒』 『戦場にかける橋』 『アラビアのロレンス』など。
アンソニー・クイン:Anthony Quinn
1915年4月21日 – 2001年6月3日 アメリカの俳優、画家・作家
少年時代にカリフォルニア州ロサンゼルスに移住。俳優になる前は、靴磨きやプロボクサーのスパーリング・パートナーや画家など転々していた。
代表映画は、『革命児サパタ』 『炎の人ゴッホ』など。
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