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今年は黒澤明監督の作品をよく目にした年ではないでしょうか?この作品「乱」は、現在4Kリマスターとして販売されていますが、2015年にカンヌ映画祭で4K復元されたバージョンだと思います。何故ならこちらの発売日は2016年だからです。

『乱』

あらすじ

戦国時代、一文字秀虎は、隣国の領主2人を招いた狩りの場で、突然隠居することを表明。

秀虎は「1本の矢はすぐ折れるが、3本束ねると折れぬ」と3人の息子たちの団結の要を説くが、三男の三郎は3本の矢を力ずくでへし折り、父親の弱気と兄弟衝突の懸念を訴える。

秀虎は激怒し、三郎とそれをかばう重臣の平山丹後を追放する。しかし隣国の領主、藤巻は三郎を気に入り、婿に迎え入れる。

家督を継いだ太郎だが、家来同士の小競り合いが起こり、秀虎は太郎の家来をひとり弓矢で射殺す。

太郎は父を呼び出し、今後一切のことは領主である自分に従うようにと迫る。立腹した秀虎は家来を連れて、次郎の城に赴くが、太郎から事の次第を知らされていた次郎もまた「家来抜きであれば父上を迎え入れる」と秀虎を袖にする。秀虎は失意とともに、主を失って無人となった三郎の城に入るしかなかった。

そこに太郎・次郎の大軍勢が来襲する。城は燃え、秀虎の家来や女たちは皆殺しにされる。さらにどさくさにまぎれ、太郎は次郎の家臣に射殺される。秀虎はひとり発狂した姿で、次郎の前を去る。

『乱』は黒澤明晩年の作品。DVD等を購入した方の口コミでは、さほど綺麗じゃないという意見もありましたが、個人的には着物の色が鮮やかで、古い映画ですが綺麗です。もちろん近くで見ると、粒状感もあるし気になると言えば気になりますが、フィルムなのでそこは、仕方ないところです。

 

撮影秘話など

黒澤明 39歳の妻、矢口陽子は、このフィルムの製造中に死亡しました。作業を再開する前弔うために一日だけのために撮影を止めました。

衣装はワダエミさんが担当しているのですが、これら数百の衣装はすべて手作業で作成されたそうです。

撮影には、約1400人のエキストラと200頭の馬を使用していました。

カンヌ映画祭で4K復元されたバージョンフィルムは、2015年に再リリースされました。限定上映は、主要都市で2016年に開催されました。

映画の途中で破壊された城は特別に映画の富士山の斜面上に構築した後、焼失しました。

 

CAST・STAFF

仲代達矢
寺尾聰
根津甚八
隆大介
原田美枝子
宮崎美子
井川比佐志
ピーター
植木等

制作スタッフ

監督:黒澤明
脚本:黒澤明 小國英雄 井手雅人
衣装:ワダエミ

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