
今年に入って遂にSONYから4K Ultra HDブルーレイの再生プレーヤーが発売されるかも?と記事にしましたが、ついにSONYが4K Ultra HDブルーレイプレイヤー「UBP-X800」を発表しました。海外での品番は同じで、日本での発売は6月24日の予定。想定税別価格は4万5000円前後となっています。
Ultra HDブルーレイ「UBP-X800」
以前記事にしているので詳細はこちら

SONYが、4K解像度に加え、HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応した「Ultra HD Blu-ray™」の再生プレーヤー『UBP-X800』を発売します。でも、Panasonicから発売されて1年近くたつし、そのほかOPPOやSHARP、ポータブルタイプも発売されたし、ゲーム機だってUltra HD Blu-rayが再生できるものはありますよね。
今更、SONYを購入する理由って何でしょう・・・・と考えてみました。
しかもこのタイミングで再生専用とは・・・せめて再生専用機と、レコーダー付きモデルと2機種販売して欲しいなあ。価格だけ考えると、ボーナス頃には実売価格40,000円を切ってくることを期待しつつ、私ならその頃に価格差がなくなれば、レコーダー付きのPanasonic製DIGAの方を選ぶかもしれませんけど。
では、どんなモデルなのか?見ていきます。
Ultra HD BDプレーヤー「UBP-X800」

日本での発売も6月24日に決まりました。
ドルビービジョンHDRフォーマットをサポートすると期待しましたが、Ultra HD Blu-rayフォーマットで必須のHDR10フォーマットのみをサポートしているようです。
公式Youtube
海外のYoutubeです。文章ではなく会話なので英語がほとんど理解できませんが、参考に。
ドライブは?

Ultra HD Blu-rayの再生はもちろん、Blu-ray 、DVDビデオ、DVDオーディオ、CD、SACD、Blu-rayなどの再生に対応。
またUSB内のコンテンツも再生可能。SONYユーザーも大好きなWalkman(私もです)もUSB接続して楽しめそうです。
4KBlu-ray(Ultra HD Blu-ray)には、どんな作品があるの?
特にこの2作はお勧め!


と、この2作品は本当に面白いです。さらに4K Ultra HD Blu-rayで見ると色が鮮やかで、感動もひとしお。暗いシーンが多いこの2作品はお勧めです。
ソニー独自のシャーシ
独自のフレームは、微振動を除去する構造で、電気シールド効果があるので、最高の音と画質を楽しめます。
このフレームは、ハイエンド製品「ESシリーズ」で培われた技術を用いた「FBシャーシ」を採用。振動を抑えて、高音質で聞けるんです。でも一応SONYストアのショールームで聞いた限りでは、周りがうるさすぎて違いが分かりませんでした・・・。

背面のパネルについて
サイズ:W430×H54×D270(mm) 重さ:3.8kg


端子は、あっさりとすっきりしていて驚きました。
映像出力はHDMIのみです。HDMIが2系統ありますが、1系統はAudio用の出力端子。映像と音声のHDMIを分離して出力することが可能です。
アナログ音声出力はないので注意!
同軸のデジタル音声出力端子(SPDIF)だけ搭載。アナログ音声の2ch・7ch、光デジタル音声出力端子などは見当たりません。
4K・HDR対応
HDコンテンツを4Kにアップスケーリング再生する事も可能。4K SDRのテレビに4K HDRコンテンツを再生する際には、適切な明るさで再現してくれます。
色のコントラストと輝度の範囲が広い
UHD BDの4K/HDR映像に対応し、従来のBlu-rayプレーヤーの2倍の色域を実現するBT.2020もサポートする。
画像はSONYのサイトから。左はBT2020、右がREC709ですが、やはり違いますね。美味しそうに見せてくれます。

BT.2020カラーサポートは、従来のテレビ信号よりもはるかに広い色域が表現でき、現実的な色を表現します。
ドルビービジョンのHDRフォーマットはサポートしません。
DolbyAtmos®とDTS:X
DolbyAtmos®とDTS:Xでリアルな映画館の様な音質で楽しめます。
映画館で人気のあるオーディオコーデックである、DolbyAtmos®とDTS:Xを使用すると、驚くほど明瞭に聞こえます。
ドルビーアトモス®とは?
Atmosは、音を別々のオブジェクトとして扱い、典型的なチャンネルからそれらを放して、あなたの周りを自由に、さらにはあなたの上を移動して、深く没入感のあるサラウンドサウンドを実現します。
DTS:Xとは?
DTS:XとはDTSの誇るオブジェクトベースの新オーディオコーデックであり、音に包まれる新たな体験を提供するテクノロジー。映画サウンドトラックから最大のインパクトを得るために、リアルタイムでスピーカーに適応するオーディオオブジェクトを無制限に作成できます。
ハイレゾ音声再生
ハイレゾ音楽再生もサポート。PCMは192kHz/24bit、DSD 11.2MHzまでの再生が可能です。
DSEE HXアップスケーリング
DSEE HXも備え、MP3などの圧縮された音楽やCDの周波数、ダイナミックレンジを高音質にアップスケールして再生する。オリジナルの録音を楽しむことが可能です。
Bluetooth送信機付き
Bluetooth送信機も備え、Bluetoothヘッドフォンで音を聴く事もできる。煩わしいヘッドフォンのコードなしで楽しめます。ハイレゾをヘッドフォンを聞きながらどの部屋でも楽しめるし、いろいろな楽しみ方ができます。
LDACにも対応
SONYが新規開発したLDACは通常のBluetooth®の3倍のデータを高音質で送信可能。
詳細:http://www.sony.co.jp/Products/LDAC/
映像配信サービス・VODなど

Netflixなどの4Kストリーミング配信も楽しめます。ストリーミングは、上記のように記載されていました。Huluには〇が付いていませんでした。
さいごに
ヨーロッパで520ユーロで発売することを考えると、日本の価格はかなり安め。いつもとは違いますね。
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